子どもはいつ親の違いに気付くのか?
保育園から借りてきた本を見て
くうたが違いに気付いたのは2歳になったばかりの頃でした。
その翌日の保育園の連絡帳にこう書いています。
保育園から絵本の日にお借りした『ならんだならんだ』の
3つ並んだ靴を見て
「ママ!くうた!パパ!」と言った後、
次のページのお散歩する3つの足を指さし、
「ちあう!パパちあった!」とモジモジ。
「パパタイヤだよね」と言うと
「くうたのパパタイヤー!」と言っていました。
どうやら違いを発見したようです。
ここで私がしたことは
タイヤがあんよの親を持つのは
くうただけじゃないのよと、知らせることでした。
そりゃ身近には居ないかもしれないけれど
そんな子どもはたくさんいるし
いろんな人がいるのよということを
伝えたかったのです。
igやブログで知り合った車いすのパパママのpostを一緒に見たり
車いすの出てくる絵本を意図的に見せました。
周りからネガティブな情報が入る前に
くうたの障害者観の礎を築いておきたかったという親のエゴかもしれませんが。
車いすの出てくる絵本をいくつかご紹介しますね
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ろってちゃん
車いすのろってちゃんに初めは尻込みするお友達、
でもろってちゃんと触れ合うことで
ほかの友達と何も変わらないと気づくお話
脳性まひのおとうさんがあきくんを
保育園に送っていくお話。
おとうさんといっしょにーおばあちゃんのうちへー
脳性まひのおとうさんとあきくんの二人で
新幹線に乗って郡山のおばあちゃんのうちへ行く冒険のお話。
車いすのレイチェル
レイチェルが1日の生活を紹介するお話。
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頚損ママ、又野亜希子さんが書かれたお話。
幼稚園に通う車いすの少女ななちゃんを
おばけのおばけちゃんが励まし、
またその姿におばけちゃんも勇気づけられる話
先日くうたの送り迎えを
お休みだった旦那にお願いしました。
保育園に行くと大抵、以上児さんたちに取り囲まれ質問攻めにされる旦那。
外出先で車椅子の膝に乗ったくうたをみて
ギョッとした顔をする他所の親子もいます。
それをくうたはどう思うんでしょうね?
これからどんな問題がでてくるのかな?
こどもはこどもなりの葛藤を
これから大きくなるにつれしていくことになるのだと思います。
ですがそれがネガティブな認知とならないように
親としてサポートしていけたらと私は思っています。
そして車椅子のパパママが
珍しい存在じゃなくなる日がくればいいなと
思うのです。