【1人目不妊治療】2013.1.18 D15 採卵入院からの退院
採卵翌朝、6:30にもぞもぞ起きだしバイタルを測りました。
血圧低めでナースがソワソワ。
いつも低めだから気にしないでください。
熱は下がっていました。
動くと腹痛はありますが、昨日ほどではありません。
入院生活の流れがわからず、
同室の方々の様子をうかがいながら整容したりなんやかんやw
気になって仕方なかったこの日の朝の自宅の除雪は
メールで確認したら
「除雪車来なかったから今日は雪かきしなくて大丈夫だから今から仕事行く」
とのことで、ホッとしました。
配膳を下げに行った際、同室の方に声をかけられました。
不妊治療で1泊入院だというと、頑張ってと言っていただきました。
ナースがやってきて、二度目の黄体ホルモン注射(オオホルミンルテウムデポー)です。
(2018年現在はこの注射は無くなりました)
おしりか腕かどっちがいいかと聞かれ、おしりと答えました。
左右どちらかと聞かれましたが、昨日はぼんやりした中で打たれたから
どっちだったかわからず。
先日のHCGが右だったから、きっと昨日は左のはず。
じゃ今日は右かな????
交互に打たないと筋肉が固まり、しこりができるそうです。
この注射は注射液を入れるまではHMGやHCG注射と痛さは変わらないのに
針を抜くころには灼熱痛と、ずっと針が刺さっているような痛みが走り
いくら揉んでも治らないし、だんだん耐え難い痛みに変わっていきます。
結局家に帰ってもまだ痛みは続いてましたから、腕に打たなくて正解でした◎
ナースに「この注射は痛いから我慢しなくていいよ」と言われましたが
打たなきゃいけないのはわかっています。
頑張ると決めたら、注射で泣き言は言えません。
もし胚移植まで進めたら、
12日間毎日これが続くようなのでそれはちょっとゾッとするけど・・・。
9時過ぎに男性医師が来られ、淡々と結果が告げられます。
質問したいことは色々あったけど、
ドクターの雰囲気に何も聞けずにただ受け止めるのみでした。
結果は、顕微授精にて4個中1個受精。
3日後、午後の移植とのことでした。
「途中で分割が止まることもありますよね?その時は?」
それだけ聞くのが精一杯です。
ドクターは紙に電話番号と時間を書き、当日この時間にこの番号に電話をして
確認するように言われました。
どこのブログをみても10個前後採れたと書き込まれているのに
私はたった4つ。
卵が採れないということは
いくら旦那の精子がOKでも、それだけ確率が下がります。
多くの卵が採れ、複数受精すれば凍結でき
チャレンジ回数が増えます。
私はなんでたった4つの卵胞とたった1つの受精卵だったのだろう。
分割が止まれば、それで終わりで振り出しに戻る。
それでもたった1つが受精してくれたという喜びもあります。
喜びと残念な気持ちとのはざまで、複雑な思いでした。
それを見ていた向かいのベッドの夫人が声をかけてくれました。
「どうしたの?難儀なの?」
予想していたけれど、結果が思わしくなくてと苦笑すると
涙が出そうです。
うれしいのに残念で、不思議な感情です。
自分たちの努力が報われなかったのです。
聞かれるままに、向かいのベッドの夫人とはす向かいのベッドの夫人に不妊治療のことを話すと、励まされました。
「子どもを作らないって決めてたのに挑戦することにしたのはすごいことよ。
まだ若いし、一度目でしょう?きっとできるから諦めないで。
私は産まなかったの。私の時代にもそういう治療がなかったわけじゃなかったけど
いいかなって、産まなかったの。
でも今になってこうなってみたら、産んでみればよかったなって時々後悔するの。
だからあなたは諦めないでね」
そういって、きれいな色の飴を3つ手渡されました。
2人とも子宮がんの患者さんです。
バスと電車を乗り継いで帰宅し、家事を片付けると
またお腹が痛み出し、気持ち悪くなり炬燵に潜り込みました。
旦那が帰宅するころには眠ってしまい
晩御飯の支度がしんどかったので「晩御飯どうしよう?」と聞くと
「なんでもいいよ」と返ってきました( ;∀;)
違うそうじゃない(ノД`)・゜・。
と思いながら、カレーを作りました。
動いたり笑うと卵巣が痛い・・・。
夜旦那に結果報告をしました。
受精1個を、彼がプジティブに捉えたかネガティブに捉えたかはわかりません。
寝る前、「しんどいところ申し訳ないんですけど、足揉んで」
自分で足を動かせない旦那の足は、時々関節を動かさないと固まったり
血液循環が悪くなるんですが
・・・今言う?
鬼だな。
とりあえず、マッサージしてから寝ました。
入院・採卵等費用は後日請求です。
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