【2人目不妊治療】2018.9.3 不育外来
※2018年に他所に書いた記事の転載です。
あとどれくらい大人の階段をのぼれば良いんだろう?
私はちっとも大人になんてなれないままなのに。
今日は初の不育外来でした。
不妊外来での話では、
不育外来の判断次第で検査できるかは不明という感じだったので
ビクビクしながらの不育受診。
旦那には朝。「気をつけて」と言われただけです。
もし門前払いを食らったら、それはそれ。
そしたら秋移植にのぞめるのだし!と
自分を奮い立たせての不育へ。
…と言っても、不妊外来の真向かいなんですけとね^^;
30分前に到着すると
10分もせずに呼ばれ、あれ?確か激混みって言ってませんでした?!
と、コケました。
メガネをかけた細身のドクターは
はじめから終わりまでゆっくりと目を見ながら話しました。
不妊外来ですんでる検査はやらないこと、
検査は保険適用だが算定の関係上半分は来月になること、
免疫検査が主になること、
任意で染色体検査があり、染色体検査は夫婦でやる必要があること、
血液検査の一部は他院で行うこと、
検査で何か見つかったら対策をたてて不妊治療再開すること、
万が一染色体転座だった場合は治療法はないことを
30分かけて説明してくださいました。
二人目不妊治療開始前の闘いを想定して
戦闘モードで出掛けた私は
足元を掬われた気分でしたが
私が納得できるように、
そして化学流産を流産としっかり認めてくださるような、
もしくは化学流産が悲しかった私の気持ちに寄り添ってくださるような
一方的ではない説明の仕方に、ただただ驚きました。
そして私が一番驚いたのは
不育は、女性側だけに問題があるわけではない!
と言われたこと。
受精卵の半分は男性から来ているもので
男性に原因があっても不育は起こり得るといわれたことでした。
なんだ、家族最初の共同作業が
受精~着床なんじゃんね…
そう不思議な感覚を感じました。
同意書に説明書に採血の紹介状をたくさんもらって
診察室をあとにし、採血に向かいました。
新たなステージに行ったような気持ちで
いつも通りの採血6本をとったのでした。
このところ不意に感じる、ああこのままもう二人目はないのかなと言う感覚と
それもありなのかなと、うっすら思い始めてる自分への戸惑い。
複雑です。
駒をすべて使いきるまで
私は走るしかないんだな。
え?旦那?
同意書には快くサインしてくれましたよ。
転座だった場合の告知の欄は
「奥様に告知しますに丸すれば良いよ」
って、鼻から興味なしというか、
行かないよ!という主張をされました。