happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2017.5.24 3周期目 自然周期D13受精確認

病院を出たら雨だった。

 

昨夜、母から母方の祖母の実家の墓碑銘が送られてきた。

「送るわ」と言われたから、いつ来るかとスマホを見つめていたら

ファックスで来たもんだからびっくり。

 

母、スマホに換えたからてっきり写メなりPDFなり

データで来ると思ったから、ファックスは想像の斜め上行ってた。

 

そのファックスの内容を見ながら

診察待ち時間に直系のご先祖を探すべく情報を整理していた。

 

兄がもし生きて産まれていれば

私は産まれなかったのだから

完全に、スタートから既におまけの人生

 


善太郎、善七、善右衛門、善七、善七、善七・・・

 

…何人おんねんっ!善七っ!!

心の中で突っ込んだところで、番号が呼ばれた。

 

 

朝、待合室に着いてまずそれを広げる前に

昨日あんなにイライラしたのは、ダメってことかもしれないよねと

ふと手帳を開き、次周期の時期の確認をした。

確認をしてから先祖に没頭した。

 

診察室に入ると、残念ですが・・・と言われた。

 

次の治療の話。

今日は間を与えてくれないC先生ではなかったから

低刺激で誘発したい旨を伝えた。

 

卵巣がずーんと痛い。

 


くうたの時のデータを見ながら話す。

あの時はクロミットとセトロタイドだった

低誘発したくせに、1つしかとれなかった卵だったし

いびつな形で全く期待してなかったのが胚盤胞になり

くうたになった。

 

デスモイドはカルテ上は

問題なく安定しているとなっている。

 

今なら、低刺激で

誘発してもらえるかもしれない。

 

検討してみますとなった。

 

 

 

また生理までぽっかり空いた時間に

家系調査を目一杯してしまおうと思った。

 

私にはまだやらなきゃいけないことがある。

調べてしまわなければいけないことがある。

 

 

私が調べた情報が元で、祖母が重大な記憶を思いだした。

 

そういえば昔、こんなことを聞いたことがあって

それは確かにこの地名だった。

そんな話。

 

 

会計を待ちながら結果を旦那にLINEして

次の生理が来るまでに

内原訓練所跡地に行きたいのですがと打って、涙が堪えきれなくなった。

 

 

やっぱり受精すらしないというのはキツイ…

受精すらしない、

命の素をお腹に戻してあげられないのはキツイ

 

 

受精しなくても

シャーレの中で交わった私の卵と旦那の精子

私にとってはくうたと同じだと思うと、

真顔のまま、涙は溢れて流れていった。

 

 

今日は苛立たずにたくさんくうたを抱き締めよう。

 

くうたのためじゃなく私のために。