happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2017.1.31 心はフラット

●2016年に他所に掲載したブログ記事の転載です。

 

 

やっぱり不安はあったのか

待合室で目眩と離人感に襲われてヘナヘナになっていた。

 

いつもと違うメガネのせいかな?

 


けど心はフラットで

待合室でずっと

くうたの髪を切るバリカンについて調べていたくらい。

 


バリカンのオススメ

あったら教えてくださいw

 


フラットで居られたのは

不妊治療できないと言われてもそれを受け入れられる

なんとなく思ったからかもしれない。

 


珍しく不妊外来以外の婦人科診察室から呼ばれたのは

前回の男性ドクター直々に話をするとのことだったから。

 

8診て何外来だよ?と思っていたら、

今、ガンと言われたばかりの人が私の隣でナースに

やり場のない怒りをぶつけていた。

 

 


私はそんな風に、誰かに感情をぶつけられたこと

あったかな…と思って

自分に素直になれることが羨ましく思えた。

 


たまたま隣に座っただけだけど

今日突然始まった戦いをどうか、5年後10年後、

生き抜いてくださいと無責任に思った。

 

 


またいつか

たまたま隣合うかもしれない

名前も知らない素直な人。

 

 


1時間以上待って、

やっと呼ばれるとドクターはこぶ(実習生)付き(;^ω^)

 


大学病院だから仕方ないとはいえ

あまり聞かれたくはない話。

 


彼女はドクターからどんな説明を受けるのやら?

諦めの悪い変なデスモイド患者が

不妊治療をやらせろと喚きたてている…とか?

私もなかなか性格が悪い。

 


昔、お仕事してた頃

隣の部署の人に「あの変なやつ」と呼ばれてた。

よく知らない人が見ても、私は変な人なんだと思う。

 


まぁそれはさておき、

結果は…

「チームで話し合った結果、

 デスモイドのオペをしてもしなくても

 結局大きくなることに変わりはないみたいですし

 どちらを選んでも整形外科の先生が

 サポートしてくださるということなので

 オペに関しては

 ご本人の決定に任せようと言うことになりました。」

 


えーと…

何もひとつも話が進展してませんが

私と整形外科を振り回しておいて、今度は私に丸投げするんですね(;^ω^)

 


切らずとも不妊治療できるということで、いいんですかね…!?

 

 

但し、

誘発は一切無しの採卵にするそうで

ホルモン注射も飲み薬も使わない完全自然法で試すと・・・

 


我が家は凍結精子による顕微授精で

凍結精子は6回分しか残っていません。

 


旦那の精巣に直接メスを入れて

精巣の細胞ごと取り出してきた大切で貴重な精子です。

 


採卵で10個の卵が採れようが

1個しか卵が採れまいが解凍する精子は1回分を解凍する。

 


つまりは1個しか卵が採れない自然法では

チャンスは6回しかなく

それが毎回受精して子宮に戻せるとは限らない・・・

 


だから凄く確率が下がるということ。

 

 

それを絶望と取るか、

不妊治療ができる!!と喜ぶかは人それぞれ。

 


私は…今とてもアンビバレントな感情で

でも、駒はひとつ先に進んだのだから

喜ぶべきなのかなぁ?

 


デスモイド患者の不妊治療、

はじまるまでにはまだ波乱ありそうな気もしないでもないから

まだ手離しには喜ばないよ。

 


次は生理3日目に受診することになります。

本日生理6日目…惜しい…(*_*)

また卵をひとつ無駄にするのか。

 


私は知ってる。

 

今日、もしダメだと言われても

諦める覚悟はあった

 


でも1度不妊治療を始めてしまえば

1度でも受精卵を体に戻してしまえば

私はもう

諦めるなんてできなくなってしまうことを。

 

 

とりあえず、心はフラットに。