happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2016.12.8 大学病院産婦人科受診①

●2016年の過去記事です。

 

紹介状をいただいてるし

大学病院の産婦人科に行かなくちゃ。

 

 

早く行かなくちゃ、

できるものもできなくなるじゃないか!

と言う気持ちと

知りたくない現実を突きつけられるなら

猶予が欲しい…

と言う気持ちの板挟み。

 


体調もメンタルも頗る悪い。

 


正直、“割りと深刻な病気”なデスモイドよりも

“ある意味自然の摂理”な早発閉経の可能性のほうが堪えてます。

 


で、もしもまだ間に合うと言われたらデスモイド治療よりも

不妊治療を優先したい気持ちが勝ってます。

 


ほんとは旦那の前で

「私はあなたの子どもをあと2人産みたかった」

と言って泣きじゃくりたいんだと思う、今。

 

でもそんなのは痛み分けにしかならなくて

私の悲しい気持ちを

旦那に無理やり投げつけたところで

二人して落ち込むだけなのは知ってる。

 

そして彼には今

それが受け止めきれないことも知ってる。

 

 


いやだなぁ…

あんなに面倒だった生理。

 

不妊治療をはじめてからは

ああ…また卵がひとつ子どもにならずに

流れていった…と切なく愛しかったのに。

 

次の子に賭ける前に

あがっちゃうかもなんて無理だ私。

 


とりあえず、行かないことには

私もう禿げそうだし

今夜も寝れなさそうなので

くうたも体調、落ち着きつつあるうちに大学病院の産婦人科へ。

 


こんなことでここに戻りたくはなかったのに

という、

悔しい気持ち一杯エスカレーターに乗る。

 


こんなことでこんな気持ちで

ここに戻りたくはなかった。

 


勝手知ったる産婦人科外来。

受付のしかたも予約の取り方も、受付の人の顔も処置室も内診室も

全部全部知ってる。

 


私のことを覚えてる人はきっといない。

ああこの人

どこかで見たことあるわくらいは、

誰か思ってるかも知れないけど。

 


このイライラとも恐怖ともつかない感情を

つい予診の医師にぶつけてしまう。

 

 

私はアスペルガー特性で順序だてて質問内容に的確に応じるのが苦手で

時々医師が困惑して質問を変えるのがわかる。

 

またズレちゃった…と思いながらも

うまく話せない。

 

 

とりあえず、

腫瘍との兼ね合いがわからず

不妊治療したいけどできるのかどうかわからなくて困ってること、

E2値が良くなかったこと、

生理不順なことを伝えたつもりだけど。

 

つもりだけど。

受診というのはコミュニケーションが必要で

ちゃんと話せてるようで、ちゃんと話せないし

ちゃんと理解してるようで

理解できていない私には難しい。

いつだって。

 


「ああ、またうまく伝わらなかった。うまく答えられなかった。」

 

そういうことにもいちいち打ちのめされながら、生きてる。

こういうのは人には伝わらない。

誰にも知られず、ひっそり自信をなくしていく

それが発達障害者で、それが見えない障害。

 

 

切羽詰まった状況だと

普段は気にしないようにしてるはずの

そんなことすら惨めに思える。

 


モヤモヤハラハラドキドキしながら

出かける準備をしていたせいか

診察終わって気づくと着ていたUNIQLOダウン、毛玉だらけやん(´Д`)

 


恥ずかしいっ!