happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

障害者夫婦が子どもを望むまで①

只今、2人目不妊治療に悩む我が家。

凍結残精子数3、すでに崖っぷちに立っています。

2人目は難しいかもしれない。

だけど全て使いきるまで、もしくは第2子を授かるまでは走り続けるって決めてます。

 

 

で、最近SNSのDMで

脊髄損傷男性の彼女さんから

色々ご質問いただくようになったのですが

正直、それくらい自分で調べなよ…な内容も多く、

なんなら私、別に経験者なだけで

その道に詳しい訳じゃないし…な質問も多いのです。

 

でも逆を返せば

それだけ脊髄損傷男性の不妊治療をどうしたらいいかが

なおざりにされてきている現状があって

脊髄損傷男性自身がまずなにも知らず

後から付き合うようになった彼女は当然何も知らないということになるのではないでしょうか。

 

彼女たちはでは一体どこに相談すればいいんでしょうね?

 

脊髄損傷のみならず、

脊髄に何らかの疾病障害を有する疾患により麻痺がある場合も

子作りについては同じことのはず。

 

病院では教えてくれないからと言って

いつか子どもがほしいと思った時、

彼女任せ・嫁任せにするのだけは

しないでほしい。

 

だから脊髄損傷男性が子どもを作るとなると

何をしなければならないのか

自分の嫁は何をされるのか、

知っていただければ幸いかと。

 

 

ありがたいことに私たちの周りには

不妊治療を経てパパになった経験のある脊髄損傷者が多く居ましたから

少しなら相談することもできました。

 

でもみんながそうじゃないはず。

だから、我が家の1人目不妊治療の日記をのんびり公開しようかなと思います。

 

私が1人目不妊治療をしていたときに

非公開ブログに書きためていたものです。

必要な誰かに届きますように。

 

(前提として当時私はデスモイド腫瘍を発症しておらず、リスク因子は発達障害の遺伝と精神疾患のみでした)

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結婚して最初の6年は、我が家は不妊治療をしませんでした。

 

不妊治療なんてしなくても授かり物だからいつか出来るよ!

 

ではなく、

出会った頃から我が家の旦那は脊髄損傷。

 

 

子どもを望むなら、体外受精か顕微授精しかない

それをわかった上での結婚でした。

 


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ならば出来るだけ早く治療に…

と思うのが普通だろうけど、結婚すると決まったとき

旦那は私にいいました。

 

「子どもは作らないよ。」

 

多くの女性はそう言われると悲しむのでしょうが

心身ともに疾患があり、自尊心0の私は

残念4割、ホッとした気持ち6割。

 

 

私は子どもがもともと苦手

誰かの親になる自信はなかったし、

心身ともに産める状態でもありませんでした。

自分がキライで、自分の遺伝子が残ることに戸惑いもありました。

だから旦那が子どもを作らない理由を聞くこともありませんでした。

 

当時旦那29歳、私23歳。

 

 

我が家は子どもは作りません!と親にも子どもを作らない宣言をして

結婚をしました