happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

障害理由での保育園入園

11月になり、保育園の入園選考の時期になりましたね。

 

我が家は1歳8ヶ月、1歳児から入園しています。

今は3年目、年少さん。

ほんとに保育園には親子共々助けて頂いて、感謝しかありません。

 

 

障害理由で入園させることには

なかなか抵抗もありましたが

保育園があってよかったと心から感謝しています。

 

 

入園前の記事がFacebookに残っていました。

 

息子も1才3ヶ月になり、

産後ハイも落ち着き
いよいよ私一人では育児家事主人のサポートに自分の体調管理が

まわりきらなくなってきました。

 

 

こうならないために、産前から医師や保健師と相談してきたけれど…

 

 

産後から育児を助けてくれる親や親戚は一切なし
夫婦ともに障害疾病あり

春から息子を保育園に、入園させる手続きをとりました。

 


入れるかはわかりませんが。

不妊治療で授かった息子、
育児がしたくて育てたくてがんばってきたのに
あーあ…自分で育てられないなんて
残念でなりません。

 


この子が最初で最後になりそうなのにな。

 

 

原因は、発達障害で手加減・手抜きが一切できないため
すべてを背負いこんで完璧にこなそうとする上に(こなせなくて頭から煙出る)、
自分の力加減がわからず常に火事場の馬鹿力を発揮し続けて
自分が消耗していることに自分で気づけず
いつ私の電池が切れるか私にもわからない状態だということ。

 

そして電池が切れてしまうと、
代わりに息子の面倒を見れる人がまわりにいないということ。
(主人は自分の身の回りに時間がかかるし、お風呂に入れたりできない)

 

 

まさに今、電池が減ってきているらしく
心身に症状が出てきているところ…

 

 

周りからみればちょっと変わり者なだけで、
障害があるようには見えないらしい故に、
ママ友には自分の障害理由で申請を出したと言えず、
家庭の事情と言っています。

 

 

申請が通りますようにと願ったり、
申請が通らなければもう1年一緒にいられると思ったり。
複雑です。

 

3歳までは一緒に居たいな…
早すぎる成長をひとつひとつそばで見ていたいな。
それが本音です。

 

 

不安も大きかった保育園入園でしたし

やはり入園してからの1年半ほどは

よく風邪をひきました。

 

風邪だけでなく

うちの子は本当によく流行り目をもらってきて

一家全滅したこともありました。

 

 

障害理由で入園させるのはくうたに対しても、

周りのお仕事ママたちにも申し訳ないという気持ちが大きくて

勝手に一人で肩身が狭い思いをしていました。

 

そんな時、保育園の先生に励まされました。

 

「みんな保育園に入れたいからパートに出てるだけですよ。

 都会は違うかもしれないけどここはそうです。

 保育園は保育したくても難しいおうちの人のためにあるんですから

 くうちゃんのおうちは堂々と頼っていただいていいんですよ。

 私なんて5人も産んじゃって手が回らないから、保育園に育ててもらいましたよ」

 

いまだにやっぱりそこは色々考えてしまうところはあります。

が、入園1年後にはこんなことを思っていました。

 

保育園も2年目を迎え、新しい環境にやっと馴染みつつある我が家です。

この1年、私が希少がんに分類される珍しい良悪性中間腫瘍にかかったり、

産後に卵巣機能障害になり、それでも2人目は諦めきれなくて不妊治療をはじめたり
(珍しい腫瘍があると不妊治療は引き受けれないと産婦人科で言われて一悶着ありました 笑)

主人は先日、上腕二頭筋の腱を断裂して、オペするか温存でいけるか…?
脊髄損傷も20年を過ぎるとあちこちにガタが…ね

 

 

まぁ色々色々ありまして、
やっぱり周りに助けてくれる人の居ない
障害者同士の育児はキビシー!!!
と痛感してるところです。

 

 

何より、同じ状況の人がいないから
誰に話してもびっくりされるばかりで
話が通じないというね…(^_^;)

 

 

はじめは保育園に入れることに抵抗ありましたが
月に何度も何度も車で一時間以上の病院に通う生活で
保育園なしには我が家の生活は成り立ちません!


子どもに風邪引かれたらもうアウト!

 

…という現状です。

 


↑それで二人目欲しいとか言うなって突っ込まないでくださいね

こういう状況でますます、
障害者育児の支援なり、相談先なり
同じような状況の人と出会える場って必要だなと感じているところで
何かできないかなとは思うのですが
何ができるか、何をすれば良いかの具体案が思い浮かばない残念な私です。

 

市主催の母親たちのための勉強会等にも参加してみましたが

どうやら健常者でも育児は誰かに頼らなければ厳しいモノなようです。

 

障害や病気があって

周りのサポートがあっても厳しい状況の時は

保育園に頼ってもよいのだと思います。

 

保育園に助けられた分は、いつか自分も誰かを助けたり誰かにやさしくして

返していけるといいですよね。

 

 

さてうちも保育園に書類をたくさん提出する季節になりました。

(全部の病気を書いてしまうと毎年たくさんの診断書が必要になるので

 私は1枚で済むよう精神科の病気のみを記入しています。)

診断書もらったりあれこれ書いたりと

忙しくなりそうです(;^ω^)

 

 

 

 


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