happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

障害者夫婦が子どもを望むまで③

薬を飲んでるときに妊娠しちゃってあせるより

ちゃんと計画立てれる分、不妊でよかったかも

と呟いて、主治医に笑われました。

 

私が1人、泣いたり荒んだりモヤモヤしてる横で

旦那は旦那で子どもについての想いを

育ててきたようです。

 

『うまれる』というドキュメンタリー映画がやっていた頃で

それを観に行ってくると言うと

普段映画館が苦手で行きたがらない旦那が

「俺も行こうかな」と。

 

ふたりで観に行きました。

 

その後急激に進展し…!!

となれば良かったのですが

そんなにうまくは行かず、また私は私、彼は彼で思い悩む日々が続きました。

 

1度彼から「子ども、作ってみる?」と言われましたが

そこからまた話が進まないまま、言い出せない話し合えない日々が続きました。

 

 

 

脊髄損傷の知人男性で先輩パパであるかたからは

男からは言い出しにくいんだよ」と言われましたが

彼の気持ちがわからないし、私が1人で騒ぐのもな…。

 

 

もうダメだわ…

 

 

そんな煮詰まった状態だった頃、

旦那の愛犬が亡くなりました。

 

受傷直後から彼に寄り添ってくれた愛犬が亡くなり、

ポッカリと心に穴が空きました。

 

その頃から少しずつ、お互いの想いを話せるようになっていったのは

愛犬が間を取り持ってくれたのかも知れない。

 

愛犬ちゃん、ありがとう。

今度産まれてくるときも、うちの子におなりね。

 

私も旦那も

お互いを傷つけることが怖くて

子どもについての話をできずにいた日々でした。