happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

1歳の子どもを抱えてガンかも知れないと言われた日のこと②針生検

毎日暑い~(*´Д`)

くうたをバス停に朝、送っていくだけで汗だく・・・

(デブだから?デブだからなの?)

 

なんて日が続いたと思ったら、今朝は23度!

さむっ!半袖さむっ!

 

あちこち雨で災害が起こってるようですね。

雨の降り続く地域、気を付けてくださいね。

そしてそして、体調管理と体温調節にはお気を付けください(´Д`)

(脊損・発達障害向け発信かっ)

 

週末私、保育園の保護者会で

夏祭りの出店役員でございます~。

もろ、ボロがでそうなやつね…

どうしようかね(;´д`)?

 

くうちゃんママ使えなーい!

ってならないように、頑張りたい所存…

でもな、事実やでそれ😱

 

嗚呼😵

 

 

まぁそれは良いとして前回の続きです。

 

‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥

 

腫瘍が悪性か良性かわかるまで4カ月がかかりました。

 

 

MRIで画像診断することはできず、

田舎の総合病院では針生検すら出来る設備がないとのことで

大学病院に行くことになりました。

 

 

私は想定外の出来事が起きるとパニックになるため

いつも今ある可能性のうち、最悪な方を信じ

出来うる限りの準備を事前にしておきたいタイプの人で

過去のいろんな思い出品の処分や

旦那とくうたが今後2人で生きるにはどうすべきかを考えたり

エンディングノートを作りはじめていました。

 

 

旦那に「準備できる時間がある病気なら、その方が私には合ってる」というと

「お前は強いよな」と返されました。

強いわけじゃない。

 

私が知らないだけでもうお腹の中で病気の種類は決まっているのだし

泣こうが喚こうが事実はもう変えようがない

もしも時間がないのなら、尚のことしておかなきゃいけないことはたくさんある。

 

 

病院通いが増え、ある時保育園の担任の先生のうちの1人が

「お母さん、こんなこと聞いて悪いんですけどどうされたの?」

と尋ねられました。

「腫瘍ができました。まだ悪性かどうかわかりません」

と笑顔で返したら先生は大変ショックな顔をされポロポロと涙をこぼされました。

一緒に泣き、

その後、先生とはなんでも話せる関係になりたくさん支えて頂きました。

 

 

 

いよいよ針生検をすることになった日、

事前に針生検経験者から得た情報では麻酔をするから痛くないとの話が大半で

何の心配もせず1人車で大学病院に向かいました。

私は今でもこの針生検をしたこと、後悔しています。

 

処置室でいつものようにあおむけでエコーをした後、

ドクターが腫瘍部位に印を付け、腹部を消毒し

ナースがトレーにでかくて太い注射器を運んできました。

 

注射器を持ったドクターが半分私に馬乗りになるような形で

「行きますよ!?」と言うと

ナースに肩をさすられました。

 

え?

 

と思ったと同時にアイスピックのような針が突き刺さり

激痛とショックで手で顔を覆い涙が止まりません。

やめてー!!と叫んだけれど、

「はい!取りますよー」

とドクターは力いっぱい、

何度も注射器をピストンさせ、そのたびに激痛で声も出ない・・・。

 

 

無麻酔生検でした。

 

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少しとれたよと見せられた注射器には

薄ピンクの液体が入っていました。

 

しばらくの間は動けず、腹部の激痛に吐き気がしました。

車の運転なんてできる気がせず、すぐに保育園に電話し

延長保育を申し込み車で休みました。

 

 

 

その後なんとか運転してくうたをお迎えに行ったけど

抱き上げる事が出来ず、先生が車に乗せてくださいました。

 

痛みがひどく、その日は旦那にくうたのお風呂を頼みました。

 

 

だけど結局針生検でわかったのは

「腫瘍の特定不能。悪性度は低い。ただ、良性とは言い切れない。」

と言う事だけ。

ドクターはほぼデスモイドで間違いないと思っているけれど

それで悪性だったケースも知っているのでと、腫瘍の正体を調べることを勧めます。

 

まだ腫瘍が小さいからマージンを取って摘出してしまおうという話になり

生まれてはじめての手術をすることになったのです。

 

手術の時期は決まりましたが、悪性で緊急度の高いケースが優先されるため

順番待ちの日々。

手術までの間に風邪をひくと麻酔がかけられないとのことで

風邪予防に努めなくてはなりません。

 

 

針生検後から何か腹部に違和感があり

何かおかしい、バリバリと破られるような感覚。

腹熱くて、何か蠢くような感覚。

何より、痛い。

 

でもこんなもんなのかな?針生検した後だから。

 

 

病院からTELがあり手術日が1週間後に決まりました。

その頃、ふと腹部を触って驚きました。

しこりが明らかに伸びている感覚。

なにかおかしい。