happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

車椅子男と結婚して困ったことは?

暑い!

梅雨すっ飛ばして夏がやって来たようです。

今日はくうたも半袖で登園させました。

暑かったり寒かったりとまだまだ不安定な季節、

近隣の保育園では今頃インフルエンザが大流行。

 

私は15周期目の不妊治療のため通院です。

暇な待ち時間は思考する時間に充てましょう。

移植周期で

今のところ心はまだフラットです(*-ω-)

 

 

今日は脊髄損傷車椅子の主人と結婚して

この11年、

どうだったかということについてを書くとしましょう。

 

 

幸いなことにうちの旦那は皮膚が強いタイプで

この11年、褥瘡に悩むことはありませんでした。

褥瘡になりやすい旦那さんだと

褥瘡ケアなど話聞くだけでも身が縮む思いです😵

 

その代わり、うちは排便にはかなり神経質で

排泄障害がある脊髄損傷の場合、

1~3日置きに摘便される方が多いかと思いますが

旦那は毎朝夕、1時間ずつトイレに篭り

更に必ずそのあとシャワーを浴びる生活を受障してからずっと続けています^^;

 

それが家庭生活に影響あるかと問われると

排泄が済まないとお風呂に入らないため

子どもを滅多にお風呂に入れてもらえないことと

水道代がかかることくらいですかね😅

うちは息子なので、できればパパにお風呂に入れてもらいたいのですが。

 

 

たまには困ることもあります。

たとえばどうしても外れない換気扇のネジ、

私が外せないとなると

もう誰にも手伝ってもらいようがありません。

旦那には届かないのですから。

 

 

ですが、私がやるしかない状況は

たまには私を大きく成長させてくれます。

 

出勤しようとしたところ、近所で車がパンク!出勤1分も経たず帰宅!

という事態になったことがありました。

 

タイヤをスノーからノーマルに替えた

翌朝のことです。

パンクしたタイヤはベッコリ凹み、

昨日のガススタに車を持ち込めるほど走りそうもなく、

JAFを呼ぶと高い&時間がかかる。

 

どうしようか?となったとき

ふと旦那が私を見て「やってみる?」

 

いや、ムリムリムリ(ヾノ・ω・`)

やったことない!それに私、極度の不器用!

 

「俺、高校生の時に親の車のタイヤ替えてたから指示はできるよ」

いやいや、何年前の話よ…

 

気づくとトランクからジャッキを取り出し始めた旦那…

「パンクした1本だけだからやってみよ!」

いやいや、無理だよ無理だから。

 

あれよあれよと言う間に、レンチを握らされ

言われるままにタイヤ交換開始。

ボルトを外してしまえば、もう後戻りできません。

気づくとパンクしたタイヤをスノーに履き替え終わり、旦那は颯爽と仕事に向かいました。

 

残された私は、パンクしたタイヤを自分の軽に積み

とぼとぼカー用品店に修理依頼に向かいました。

 

この一件依頼、タイヤ交換が自分でできるようになりレベルアップ。

 

 

できないだろうと思えることも

大抵は二人でなんとかこなせるものです。


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育児の場面においても、できないことは多々ありましたが

赤ちゃんの沐浴は

ほとんど毎日旦那がしてくれていました。

浴室に座った旦那の足の間にベビーチェアを置けば沐浴は可能でしたし、

おむつ交換は赤ちゃんが逃げ回るようになるまでは

旦那が作ったおむつ交換用の机でおむつ交換が可能でした。

 

 

脊髄損傷車椅子の旦那と結婚して大変だったのは

予期せぬ怪我や病気の際に

一気に介護が必要になる点と、

(腕を負傷すると自力で何もできなくなりますし、入院するとナースには頼みづらいことも多く少し大変でした)

町内会の係になった際に、集金や配布物の配布の一切を一人でやらなくてはならなかったこと、

1番大変だったのは子どもを望むとなると不妊治療しか道がなかったことですが

それはまたの機会に💓

 

それとあと何があったかなぁ…

 

あ、産後の体で土日の度

重い新生児用のチャイルドシートを私の車から旦那の車に付け替えて

さらに車椅子をトランクに積み降ろしもせねばならず

…というのはただはの旦那の拘りに対する愚痴ですかね(´・ω・`;)

 

 

私が思うに、

脊髄損傷・車椅子の男性と結婚するのは

文化や暮らし方・常識が違う外国人と結婚することと同じなのかな?

 

まぁ、外国人と結婚したこともなければ

付き合ったこともありませんから

わかりませんけどね(;´д`)

 

結構なんとかなるもんですし

できなかろうと思ってたことが工夫次第でできた日にゃぁ

脊損との生活も楽しく思えてくるものです