【2人目不妊治療】2018.12.17 判定日
※2018年に他所に書いた記事の転載です。
判定日、
なんで私のこの1年の努力が無駄だったと言われるために
5000円はする自費採血を受けなければならないんだろう？
そう思うと
この雨の中、車から降りたくなくなった。
昨日はくうたを抱いたまま、
盛大に転んだけど
妊娠はしてないと知っていたから
転んだ瞬間、全力でくうただけを守るにはどうしたらいいかを考えれば済んだ。
もし、妊娠している可能性があったら
くうたにもケガさせていたかも知れない。
ルトラールと不快なウトロゲスタンから解放されると思うと
すこしウキウキする。
ずっと胃は痛いし、吐き気はするし
乳房は張るし、暑くてたまらないし、
浮腫は酷いし体がしんどい。
昨日は、久しぶりに知り合いの脊損一家にお会いする機会があった。
あちらは2人の子持ちで
1人目で苦労された経験があるのを知ってる。
「もしも双子が産まれたら
チャイルドシートと旦那の車椅子はどう車に積もうか？
そしたら車は買い替えないと手狭だね。」
なんて、奥様と無邪気に話していたことがある。
今、お互い子どもを抱いて、
お互いすこし老けてやつれて、
「子どもはこっちで泣いてるし、旦那はこっちで落車してるし…だよね」
って苦笑いして
「ほんとそう！ほんとそれ！自分のことは気をつけて欲しいのにね！
私達は体が資本！お互い体には気をつけないと」
なんて、年寄りじみた会話。
でもホントそうで
脊損の旦那なんて、
びっくりするようなことですぐに入院するし
気をつければいいことを気をつけないで
どこかを壊して簡単に動けなくなるし
そのたびに私達は
「私が今倒れたらこの家庭は崩壊する」というプレッシャーを負う。
全く頼れない人を前に、たった一人で踏ん張らなければならない。
生活の中に何も「普通」を得られない。
それをストレスに感じても
健常者と結婚した友だちには愚痴れない。
もちろん親や兄弟にも。
わかって結婚したんでしょう？と言われるだけだから。
母で妻で介助者で…
ある日突然そうなったわけじゃない。
そういう人との結婚も、妊活も
結局は自分で選んだことだから、
尚、何も言えなくなる。
強くなんてなりたくないのに
強いねって言われる。
そのたび愚痴も文句も
人に言ってはいけなくなる。
(私はそれでも言うけど)
次、採卵をすれば
多分9回か10回目くらいになる。
もう数すら忘れた…
2人目を作った先が
本当に幸せかはわからないけれど
今より苦しい状況になる可能性がないとは言いきれないけれど
幸せになれることを願って
私はそれを選択するしか、今を生きる道はないんだよね。
そんなことを思いながら
90分の採血待ちの時間を過ごしたのです。
やはりHCGは2.0未満で妊娠していませんでした。
今回の移植で分かったのは、
私は胚盤胞をナチュラルで戻せば
妊娠に至らなくてもカスリはするのかな？ということ。
私にはホルモン補充より、
ナチュラルが合っていそうということがわかりました。
それから、妊娠しないと考えられる原因は
着床の窓がズレているかも知れないこと。
排卵までに要する時間が、私はバラバラであるということなどなど。
胚盤胞が作れるなら
取り分け精子が悪いわけでも無いそうだけど、
精子がね…と言われたり、
あなたには何も問題ないと言われたり、
その逆だったり、
もう何を信じればよいのやら。
ホルモン補充周期後は卵巣が目覚めるのが遅いため
1周期はあけた方が良いとのことで
1月後半の生理がきたら次の採卵周期に入ります。
2月、3月、4月は
病院の都合で採卵が予約制で
既にいっぱいなんだそうです。
1月に1件の空きがあったから、そこになりました。
シート法を希望しましたが
病院の体制に変更が生じればできないそうで、
わからないとのこと。
もし2胚できれば
2個胚戻しも手だと言われました。
(前に別のドクターは2個胚はリスクしかないと言ってたから、
そこは見解分かれるんでしょうね)
問題はまず、採卵できるか？受精するか？胚盤胞が作れるか？なんだけどね。
移植の段で考え始めたのでは遅いからね。
未経験なショート法を取るか、
いい胚作れてるセトロタイドにするか悩みましたが
ドクターたちの判断に委ねることにしました。
妊娠なんて、できる気がしないけど
まだ不妊治療できる環境にいるなら
私は、走らずにはいられないし
辞める選択はないんだなと思い知るばかり。
帰りは大雨の中、100均で爆買いをして
くうたを習い事にお迎えに行き、
耳鼻科に連れていき、
やっとインフル予防接種受けさせれました。
(保育園でインフル出始めたけどね…)
くうたの中耳炎は治ったけど、
アレルギー性鼻炎がぐずついてるそうで
もう4週お薬です(´･_･`)
