happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2018.2.22点滅

〇2018年に別のブログに投稿した記事の転載です。


まだ道路脇には
溶けないままの氷と化した雪の塊が
山となっていて
今朝はまた冷え込み、積雪3㎝。

 

 

小雪舞うなか、
歩くのも電車に乗るのも億劫。

 

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くうたは昨夜裸で走り回ってたせいか
朝から咳をしてた。

 

 

連絡帳にその旨を書き込み、
パパのお弁当を作ってごはんを食べさせ、
はいはいサヨナラ、
ちゃんとパパの言うこと聞くのよ。
ご飯終わったら靴下とジャンパーだからね。

 


なんて、お母さんらしいこと言って
コートに手袋、帽子も被って雪道を小走り。

 

 

あぁ、ママもパン食べたかった。
お腹すいたな。
でも気持ち悪いな。

 

眠いと無駄に食べ物を押し込みたくなる質。


だからデブなんだよね…と、
何とか確保できた電車の席に
ホッと腰を下ろす。

 

 

たぶんエストロゲン値は
今頃2000超えたか超えないかだと思う。

 

 

 

デスモイドはゆっくり動き出したらしく
バリバリメリメリではなく
ゆっくりと点滅を繰り返す赤いランプみたい。

 

 

ここからどうなるのか、
このまままた息を潜めるのか牙を剥くのか。

 

 

 

頚管粘液は3日ほど続いていて、
排卵間近。

 


基礎体温が上がりだしたのは
HCGの影響だと思いたい。

 

 

主席卵胞が排卵してしまえば
今日の採卵は中止となる。

 


1本1万円近い注射も
連日産院でお尻を出したことも
むずがるくうたを引き剥がした後ろめたさも
無駄になる。

 

 

今日はIVF室かな?
それとも分娩室かな?


分娩室でする採卵は、何だか少し切ない。
卵子無しだと尚切ない。

誘発したんだもの。
3つくらいは採れると良いな。

 


でも私たち夫婦の受精率は
だいたい4分の1かそれ以下。

 

 

お空に帰った受精卵に
魂はあるのかな?

 

ひとは一体、どの段階で魂を得るんだろう?

 

少なくとも4つは空に帰っていったけど
彼らにも魂はあったのかな?


もしも着床していたら
くうたみたいにママ、ママと
絡み付いてきたのかな?

 

 

それとも脳が作られるまでは
ただの細胞の塊に過ぎないのかな…

 

たまにそんなことを考える。

 

 

 


電車を降りるときっとそこに積る雪はない。


私は恥ずかしげもなく、
素っぴんのままバス乗り場に急ぐだろう。

 

時々、必死になってる自分が
とても滑稽に思えてくる。

 

不妊治療できるなんて
闘えるなんて、
きっとそれは幸せなこと。

 

行ってきまーす。