happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【1人目妊娠】2014.8.14 出産

***********************************************

※2013年の1人目不妊治療後の妊娠時の話です。

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 顕微授精へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 病気ブログ 脊髄損傷へ
にほんブログ村

 

***********************************************

 

 

スーパームーンも台風効果も私にはまったく効かず、

相変わらず前駆陣痛すらないまま12日を迎えました。

 

誘発分娩のためにとうとう入院です。

いきなりとか、突然が苦手な私です。

予定が組まれた中での出産のほうが合っているのかも!なんて。

 

 

促進剤を3日間のみ、産むまで3日間陣痛モニターつけっぱなしで

身動き取れず、ベッドからも下ろしてもらえず

相当陣痛来てるのになかなか点滴に切り替えてもらえず、

いきめというNSが居たり、子宮口開いてないのにいきむと危険という助産師さんが居たり

私、何信じて産めばいいんですか!!痛いんですけど(;_:)

 

 

10分間隔になっては遠ざかりを繰り返し、

途中苦手なドクターにも当たっちゃって、

陣痛真っただ中なのに診察室に呼ばれたり( ゚Д゚)

 

私も、付き添った旦那もかなりしんどい3日間でした。

(旦那が導尿行ったら私が泣くからwだって陣痛中に導尿行かれると永遠に感じるよ)

 

2日目の夜、陣痛中に排泄とシャワーに帰宅した旦那。

3時間ほどでしたが永遠に感じた・・・。

 

 

分娩時間は最後に10分間隔になってから出産までね!と言われ

母子手帳に22時間20分と書かれたけど

丸1日半以上は10分間隔やってましたよ( ;∀;)

「あと1時間産まれなかったら切ろうかと思ってた」

と後からドクターに言われギリギリまで粘った難産でしたが、

旦那立ち合いのもと14日の夜に産まれました。

 

 

産み方なんて知らないから助産師さんの指示を聞き逃すまいと耳を傾け、

声を上げるでもなく分娩室はシーンとしていました。

 

頭が出れば体もするっと出るなんて知らなかったから

頭が出たら次は体をひねり出すんだと

次の段階に備えて気合入れ、

次の指示は?!!

と思ったら、予想外のタイミングで産まれちゃって拍子抜けしました。

 

最後に出てくる寸前に、ぽこぽこっとおなかを蹴って行った中身さん。

 

「出てくるからした見て!!!」と助産師さんに言われてびっくり!!

 

助産師さんが赤ちゃん持ってる。

あれ?私産んだ?見えないとこから出しただけ?

 

「ほんとに人間入ってたのーーーーー!!!!!???」

って叫んじゃいましたw

 

 

41w6d、ようやく産まれた待望の第一子は男の子でした。

 

 

すぐに隣室で赤ちゃんはチェックを受け、

問題がないことがわかってから旦那がその部屋に呼ばれました。

 

私はこの陣痛から解放されたことが嬉しくて

超ハイテンションになっていましたが

そのころ、後産がうまくいかず

なかなか大変なことになっていたようですが

もう痛みも何も陣痛に比べたら無いようなもので

ドクターが焦ってることには気づいたけれど

屁でもない感じでした。

胎盤がなかなかでなくて出血も増えるしドクターは修羅場だったそうです。)

 

 

すべてが終わり助産師さんには

「こんな静かなお産、長い助産師生活で初めてでした」と言われました。

キレて帰ろうとする人や怒鳴る人、泣き叫ぶ人が多いそうです。

みんな、それでも産めるってことは産み方知ってるってこと?

私だけが産み方知らなかったってこと?

 

 

やっと赤ちゃんを見せてもらい、

渡され、そのまま助産師さんはどこかに行っちゃうし

貧血で意識遠のくし、下半身は殺人現場になってるし

未知の生き物は腕の中だし、どうしたらいいの?コレ・・・・

ってなったのは内緒。

(その日からまさかの母子同室でした)

 

 

いまいち自分のおなかに入っていたものが人間で

それが出てきて隣で眠ってるという

一連の繋がりは実感できませんが

モゾモゾしたり泣いたり指を握ってきたりする小さな存在に

とても愛着が湧いています。

 

 

四角くいびつな卵胞だったのが

3400gまでにすくすく細胞分裂を繰り返し

止まることなくここまで来たのです。

 

不妊のドクターから「奇跡的」と言われた妊娠でしたが、

凄い確率を生き延びてここまで来ました。

 

 

結婚8年目にしてようやく、旦那をパパにしてあげることができました。

これにて我が家の1人目妊活~妊娠出産劇は終了です。

 

 

不妊治療は本当に大変です。

努力しても、それが報われるとは限らない。

良い卵が出来ても、着床するとは限らない。

陽性が出ても妊娠判定貰えるとは限らない。

妊娠判定貰えても、継続できるとは限らないのです。

 

でも、あの大変さを乗り越えられたなら

育児で躓いても大抵のことは大丈夫!

そう思えます。

(とかいって、今やってる2人目妊活は

 1人目の時より壮絶なことになって

 けちょんけちょんにされてるのですけどね 笑)