happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

加害者を恨んでいいのか問題①

昨日はがんばりました、保護者会( ・`ω´・)

そして気づいたんです。

私、意外に積極的❤️

 

先のスケジュールを考えると

色々アレですけど…

 

 明日は通院…

今日のうちにう○こだらけのカブトムシの土掃除をば。

 

 

誰だよ❗

くうたにカブトムシたくさん買い与えた奴っ(-.-)

仏みたいな顔して

「幼虫?外に逃がしてあげなさい」

とか言わないのっ

(生き物を飼う責任を取りなさい)

 

 

土をふるいにかけるだけの簡単なお仕事をしながら

今日は複雑な気持ちのお話をしたいと思います。

 

 

 

旦那の事故は1995年の夏に起こりました。

加害者のいる、下敷き事故です。

ある人の不注意が起こした事故。

 

当時彼は高校生で、

私はというと600キロ離れた田舎の町で鼻水垂らしてました。

 

いやいや鼻水は垂らしてない!

小5は鼻水垂らさない!

 

当然、旦那のことも事故のことも知るはずないし

出会って付き合っても彼が言い出すまでは

なぜ脊髄損傷になったかは私からは聞きませんでした。

 

興味がなかったのかって?

もちろん気になりまくってましたよ!!!

 

でも脊髄損傷という事実に変わりはないのだし

原因なんて、話したくなったら話すでしょ?

 

 

 

だから事故の詳細を知ったのは

結婚後だったような気が…(曖昧)

 

 

 

加害者がいるって

憎む対象がいる分いいじゃん

 

なんて、実は今まで刑事ドラマとかを見て

思っていました。

ですが、加害者がいるって

実際は結構想いは複雑で、

それは事故を知らない私にも

いつしか他人事ではなくなりました。

 

 

結婚して、事故の詳細を知っても

もう終わった事故のこと。

もう終わった裁判のこと。

大変だったのは旦那と旦那の家族だけ。

歩いてる彼を知ってる人たちだけ。

 

 

私は歩いてる彼を知らないし、

私の中では彼は歩けなくなった可哀想な人というより

はじめから歩かない仕様の人だったから

恥ずかしながら

「歩ける彼を知ってる人は、大変だったんだろうな」

くらいの感じでいたんです。

 

 

ですが

ある時全てが他人事じゃなくなりました。

 

 

それは不妊治療を開始した時と

加害者の顔を初めて目にした時。

 

 

 

もう20年も前に

私の知らないところで起こったはずの事故なのに

ひとりの人が起こした不注意が

こんなにも尾を引き、

たくさんの人を苦しませ、

それぞれが事故のことを背負わなければならず、

それを一番の被害者である旦那が

周りに対して申し訳なく思うしかなく、

そして加害者はその事を知らないのです。

 

 

 

 

 

つづく