happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2017.9.15 ひとかけらの普通もない

〇2017年に別のブログに投稿した記事の転載です。

 


朝からJアラートが鳴り響き

作りかけの弁当そのままに、貴重品の入った鞄とくうたを抱えて、

トイレに退避したD11。

 

 

空襲警報ってこんなだったんだね、

きっと。

 

そう思ったけど、

これがまさに空襲警報なんだよねって

思い直した。

 

 

D11、卵胞チェックで通院。

 

D15でいいよと言われたのに

いつも11で見てるからと11にお願いした。

 

基礎体温がおかしい気がして

珍しく診察室で基礎体温表を見せる。

 

私が気にしていたのは

いつもより低温期が高層にあること。

ドクターが気にしたのは

今日の体温の下がり。

 

卵胞を見るといつもより不鮮明像。

私には卵胞が無いように見えた。

 

あれ?うそっ2センチ?

聞こえるカーテンの向こう側。

 

え?

「まさか排卵?どうしようかなぁ…」

ドクターが動揺したのがわかった。

 

瞬時に色んなパターンを

考えてくれたようだったけど

どう頑張っても火曜までもたないようで

キャンセルしかなかった。

 

私も予想外の出来事に取り乱した。

採卵できないなんて、

S○Xしてないのと同じじゃん!

って。

 

何この読めなさすぎるホルモンパターン…

自分がイヤだ。

これも発達障害の脳神経の異常のせいなんじゃ?とすら

思ってしまう。

 

もうイヤだを連発する私にドクターが

「じゃやめます?」

そんなわけないって、知ってるからこう言う。

 

不妊治療するしないで揉めた時には

敵だった産婦人科

いつの間にか

敵じゃなくなってることに気づいた。

 

でも…なんで…

3周期?4周期?採卵できてない。

 

採卵できないことには

何も始まらない。

 

スタート地点にすらつけていない。

 

「これで心置きなく保育園の遠足、

 行ってこれますよ」

 

そうだけど…確かにそうなんだけど…。

 

ああ、読めなさすぎるホルモンパターン…

何から何まで普通じゃない。

もう自分がイヤで仕方ない。