happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2019.5.31  27周期目

※5月に他所に書いた記事の転載です

 

 


昨日からまた採卵周期に入りました。


注射しに産院に行くと周りは妊婦さんだらけ。

 

当たり前だよね。

 

みんな、いいな。
みんな、無事に赤ちゃんを産んでね。

 


おしりにプスリと刺されながらそう思う 笑

 


産院のドクターに
「またトライするわけだね」と微笑まれ
これが最後かもしれません。凍結精子、空けきっちゃうんで
と言うと、「そうかー」と深く頷くドクター。

 

 

ここで、産んでみたかったなー
(ハイリスクになるからそもそも個人医院じゃ産めない笑)

 

 

昨日は今周期からで良いのかを
何度もドクターと確認して、
凍結精子を2本空けることについて
足りなかったらなのか、はじめからなのか
というようなことを聞いてきました。

 

 

今決めなくてもいいようだけど
それ、私が決めるのかな?

他人の精子をどうするかを
私が決めて、私が責任を負うんだなきっと。

 


気になるのは生理が量少なく、既に枯れそうなこと。

 

デスモイドもやたら疼いてたし
ホルモン分泌少なくてあまり内膜育たなかった周期なだけか、
それともなんなのか。

 

 

まぁ、生理はリセットというくらいだから
その周期をリセットさせたわけだからいいのかな?

 

 

実は先日、腎盂腎炎をやらかし
その影響についても聞きました。

 

 

腹腔内臓器の炎症だと
サイトカインが分泌されて、それが卵巣や子宮に影響を及ぼし
着床や卵胞を育てるのを阻害することがあるけれど
腎臓は腹腔内から外れた臓器だから
影響はないか、あっても少ないのではないか?

がドクターの見解でした。

 

 

信頼出来るドクターは3人いるんですが
そのうちの1人だったから
私はドクターを信じることにしました。

 

 

30代前半は
自分を大事にするすべを知らなかった私が
自分を大切にする必要性を知る、時期だったな。

 

そんなふうに思う。
不妊治療と育児だけの時期だったけどね笑

 

 

これからどうなっていくんだろう。
妊活ももう終活に入っている。

 

 

これから
どうなっていくんだろう。

 


どこかの政治家が最低3人は産んでねって発言したとかしないとか。

 

 

3人、産みたかったな。
こんなに妊娠が大変じゃなければ、3人産みたかったよ。

 

 

AIDを私は意識してるけど
旦那はそこまでしては、いらないって言うだろうな。

 

 

産院の自費診療料金表を眺めてると
女性と子どもを守るための費用の多くが自費診療だった。

アルコール依存症禁煙外来保険診療なのに…


産みなさいって言える環境でも
産みたい!産めるって環境でもない国なんだな。

 

 

 


不妊治療ができる時代に
精子があって、卵子があって
不妊治療に挑めたことはありがたいことだし
それに果敢にトライした私は
勇敢だった。

 

 

大学病院に行く朝、くうたが車の中で
「ぼく、ひとりっ子は嫌だな」
と言った。

 

ママだって。
ママだって赤ちゃんを迎えたい。

 

たとえ自分で産まなくともいい
ママだって赤ちゃんを迎えたい。
ママだって、あなたをお兄さんにしたい。

 


旦那は知らない。

 

でも私は、自分の子である必要も
旦那の子である必要も感じていない。

もしも私が健康なら…

 


思いは複雑。

きっと私は旦那に再TESEを勧めるだろう。

 

そこに可能性は感じていないけれど。

 

 

再TESEして、
可能性がゼロだった時、
私はどうなっちゃうのかな?

 

 

たまにそんなことを考える。

 


このまま、凍結精子の終わりと共に
子どもを持つことを
すっぱり諦めた方が幸せなのかな?

 

 

ありがたいことに、今、
車椅子に乗って親をする人たちのための活動が
仲間を得て動き始めている。

 

 

私がそこに着地するために、
私の人生は流れてきたのかな?

 

 

もう赤ちゃんを諦めるべきなのかな?

 

 

って、採卵周期を迎えているのに
なんでこんなに希望を持ってないんだよ笑

 

 

よし!最後で妊娠してやるぞ!

 

 

ってならないんだよ笑
ネガティブ笑

 

 

だって、
あまりにも何度も
打ちのめされてきたから。

 

 


今日、産院の問診票に
流産回数を書く欄があった。
「2」と書いて、ああ…とすぐ打消した。
「0」

ああ、なかったことになるんだよな。


今の規定では、流産にすらカウントしてもらえないんだな。

 

私があんなに願った命は
命にすら、数えられずに潰えたんだな。

 

 


私にとってはわが子だったよ。
ほんの、ほんの、たった数日にすぎないけれど。
愛おしかったよ。

 

 

…ってことで、27周期目
最後の気持ちで始まりました。

 

もし卵が良くなかったり少なかったら
顕微しないで破棄して貰おうかな
なーんて。

(冗談めかしといて、実は真剣に思ってるw)