happypig~障害夫婦生活雑記~

障害者夫婦なんて、世の中にそうある組み合わせで脊髄損傷車椅子旦那の夫と突き抜けすぎてる妻、そこにぽっこり産まれてきたこどもの生活を描ていきたいと思います ☆

【2人目不妊治療】2017.4.4 判定日

●2017年に他所に投稿した記事の転載です。 

 

先月倒れて、ずっと意識不明だった友人が亡くなったと

昨日、奥様から電話がありました。

 

 

2つの希望を失った春、自分が泣けばいいのか

平静でいればいいのか、よくわからない感情。

 

そんな判定日の朝、基礎体温が少しだけ下がりました。

 

 


前日からうっすらと茶おりで判断に迷っていたのだけれど

デスモイドの整形受診後

内科を終えての産婦人科待ち中、茶おりの量がグッと増えました。

 


あ、生理だ…

 


トイレから戻るとすぐに呼ばれ、

「血液検査の結果ですが

今回はちょっとダメだったみたいです」

 

だよね。

 


いつがD1(生理1日目)ですか?の質問に

基礎体温測ってないんですか?

と返ってくる。

 


下がったけど、

ほんの微々たる下がりだったから…

なんて言葉は言い返さず飲み込む。

 


次周期に向けて走ることにし、

内診室に呼ばれ、脱いだとたんに鮮血。

 


今かよ、今まさにリセットかよ・・・

 


唐突に早口で「D13ですよね?」と言われ

え?何が…?

「卵胞チェックですよ」

え…前回10日だったのは覚えてるけど

D何日かは覚えてない…

 

わかりませんと答えると、

無言で出ていくドクター。

 

 

急に聞かれてもわからないよ。。。

怒らないでよ。。。

 


着床、かするくらいはしてないのかと

血中HCG値をきいてみたけど

2.0未満

 


この結果を報告しに整形に戻り、

1番残念に思ってくれたのは整形のドクターだったようだった。

 


先生はまた私が

ぐちゃぐちゃに泣くと思ったのかな?

「予感はあったってことなのかな?」

と、静かに見守ってくださいました。

 


例えば明日リセットしてたら、

金曜の友人の葬儀に出れないところだった。

 

だから今日、

まさに今ここでリセットしたのは

偉いよ私のカラダ!!

 


友人が倒れた翌日に私は採卵した。

そして友人が亡くなった翌日、判定日を迎えた。

 


結果、私は友人と

我が子になるはずだった命の粒を

同時に失うことになった。

 

 


現実は甘くないよ。

そう、甘くないよ。

 


ぐちゃぐちゃに泣ければ

何かが変わるんだろうか?

 


私も友人もこの3週間を頑張ったのだと思う。

辛い3週間だったのだと思う。

 

友人が繋げられなかった4週間目、

私はまた次の1ヶ月を諦めない!こととする

チャンスはあと5回…

 

 

 

整形はエコー上では経過横ばいですが

やはり縦に線維状だったものが、丸い形に変わってる部分があるようでした。

 


膠原病内科ではいつもと違うドクターで

不妊治療中で積極的なFMS治療をしないなら、もう来なくて良いよ

と次の予約をしていただけませんでした。

 


…もう、いいわ膠原病内科…